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しぐれ茶屋おりくの部屋

しぐれ茶屋おりくの部屋

「1DKのお城」

   「1DKのお城」

      1)何故、人一倍 淋しがりやの癖に

         独り住まいを 選んだの?

         黄金の銀杏が はらはら落ちて

         冬が近づいて来ると もう、たまンない

         六畳一間のお城が 広く感じられる

         わたしのわがまま 聴いて欲しい

         甘え放題     させて欲しいの

         男に生まれて   来たかった


       2)何故、おとなしくて 優しさだけの彼を

  
         ごめん、さよなら 別れたの?

         マウスのリリーも こないだ死んで

         イヴが近いというのに もう、誰もない

         六畳一間のお城は 寒さ漂うだけ

         わたしを優しく 抱いて欲しい

         夢の世界へ    連れて欲しいの

         涙が乾いて    しまうまで

 この詩と曲は吾ながらお気に入りのものです。ララソラー ララソラー

ドドソラーという伴奏がイントロから終曲までついています。


 銀杏(イチョウ)が黄色く色づき、桜紅葉や柿紅葉がはらはら落

ちる頃になると、独り住まいの日々は人恋しくなります。



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